最終確認: 2026/9/12
赤ちゃんの備えは、一般的な家族用備蓄へ「いつもの食事・排泄・移動」を追加して考えます。 農林水産省の要配慮者向け食品ストックガイドは、びん詰めやレトルトの離乳食を2週間分備えると安心と案内しています。ミルクとおむつは月齢や使用量で差が大きいため、普段の1日分を数えて家庭ごとに必要数を出します。
先に決めること:水もお湯も使えない日の授乳方法、7日分のおむつ、2週間分の食べ慣れた離乳食、抱っこして避難する人の4点です。
どのくらい必要?
| 品目 | 期間・計算方法 | 根拠区分 |
|---|---|---|
| レトルト・びん詰め離乳食 | 2週間分 | 公的推奨 |
| ミルク | 普段の1日授乳回数 × 7日から準備し、可能なら14日へ | 当サイトの数え方 |
| おむつ | 普段の1日交換枚数 × 7日 + 持ち出し用1日分 | 当サイトの数え方 |
| おしりふき・防臭袋 | 普段の7日間の使用量 | 当サイトの数え方 |
| 飲料・調乳用の水 | 製品表示どおりの調乳量を家族用の水と別に確認 | 公的推奨 + 家庭計算 |
たとえば1日6枚おむつを使うなら、在宅用は 6枚 × 7日 = 42枚。これとは別に、持ち出し袋へ1日分を入れます。成長でサイズが変わるため、大量にしまい込まず、普段使いながら補充します。
ミルクは「1缶」ではなく、1回量と授乳回数から数えます。製品ごとに作れる回数が異なるため、容器の表示を確認してください。
断水・停電時にどう飲ませる?
液体ミルクは水や熱源を使わず、そのまま利用できます。粉ミルクは安全な水、計量、調乳、器具の衛生管理が必要です。水が限られる状況を想定し、普段使う方法とは別に、紙コップや使い捨てスプーンを使えるか確認します。
災害時に初めて飲ませる製品だけへ頼らず、平時に味、飲み方、アレルギー表示を確認します。粉ミルクを薄めて量を増やしたり、自己判断で作り方を変えたりせず、製品表示と公的案内に従います。
離乳食は、開封してそのまま食べられるものを最初の数日分に含めます。主食だけで14日分と数えず、主食・主菜・副菜を組み合わせ、月齢と食べ慣れに合うか確認します。
どうやって避難する?
抱っこひもは両手を使いやすくなりますが、装着に慣れていないと急いで使えません。保護者以外も装着できるか、靴・防寒具・母子健康手帳・お薬手帳を一緒に持てるか試します。
ベビーカーは平常時には荷物を運べますが、段差、がれき、浸水路では使えない可能性があります。抱っこで移動する経路と、保育所などからの引渡しルールも決めておきます。
家庭で確認するチェックリスト
関連用品を選ぶときの観点
ミルク・離乳食は月齢、食べ慣れ、調理に必要な水と熱、原材料表示を比較します。おむつはサイズと普段の使用量、抱っこひもは体格への適合と装着方法を優先します。